社内の達人の力を借りて、新米ディレクターとLPを作った結果…

デザイナーにとってWebマーケターやディレクターとの協力的な関係は重要ですよね。
制作物の前後の流れを共有して貰い、しっかり理解して制作できると、アプトプットの効果が全然違って来ます。


先月は、社内でキャリアチェンジしたばかりの新米マーケター「村上くん」とLPを作ることになりました。ちなみに彼の本名は「河村くん」なのですが、なぜか「村上くん」という紛らわしいニックネームで呼ばれいます(笑)
彼は今まで営業やイベント担当として長く一緒に働いているのですが、Webマーケターとしては初仕事となりました。  

フットワークで社内の達人たちを片っ端から捕まえる

ちなみに右から2番目が「村上くん」です(笑)

今回のお題は「広告+LP」のチャネルでお問い合わせ数を伸ばす、というものでした。
チーム目標の「月間お問い合わせ100件」にどのくらい貢献できるのか?
ちなみに過去3ヶ月のお問い合わせ数は月平均で38件ほどです。


まず「村上くん」がした事は、社内にいる各分野にスキルフルなメンバーにナレッジを訊くというものでした。
そこは営業マンらしいフットワークの良さを生かして、迅速にヒアリング。
そして忠実に「型」を真似ながら、自分のサービスに当てはめて行く、という進め方をしていました。

1.分析の達人に広告戦略を訊く

 

まずはユーザーの入り口である広告の回し方を、広告運用のエキスパート長崎君に、
数字からの戦略立て方をマーケターの宮本さんに訊きに行きます。


長崎君は新卒3年目にして、広告運用のチームを設立・リーダーに就任。
数々の広告コスト最適化をして来ました。
また宮本さんはコンテンツマーケティングを中心としたマーケティング施策を担当し、社内複数のプロジェクトで、利益率を大きく改善させた実績があります。
「村上くん」は二人から、まず一連の流れを吸収。

・数字での事実の把握
・サービスに関連するキーワードで最も検索ボリュームの多いのは?
・その中で、ユーザーのニーズにマッチしたキーワードは?
・最も効果的な施策を決める
・ユーザーにとっての理想は何かを考える

戦略が決まったら、具体的なアクションに落とし込んで行きます。

・事実を元に仮説を立て、適切な目標を設定
・効果検証の方法
・タスクの優先順位
・目標を達成するためのスケジュール

「村上くん」は、これらを自分で考えたアプトプットにフィードバックを貰うという形で進めて実践して行きました。

2.LPの達人に鉄板の構成を訊く

入り口が定まったら、次はランディングするページの制作です。
「村上くん」は、前職がLP制作会社だったディレクター原島さんに

・勝てるLPのストーリー

をレクチャーして貰いました。
ここはとにかく素直にその「ストーリー」に自分の担当するサービスを当てはめて行きました。

3.営業の達人に現場の声を訊く

LPの中身を考える段階で一番重要なのが「誰に伝えるか」。
いやゆる「ペルソナ」ですね。
ここは現場の声をよく知る営業のエース持田さんと、カスタマーサポートの方々に訊きます。

・具体的にどんな事で悩んでお問い合わせして来ているのか?
・実際に導入を決定したのは何が決め手になっているのか?


などを詳細に把握します。
それによって推すべきポイントが定まって来るので、デザインで強弱をつけるポイントも決まります。

4.ペルソナに近い人にユーザー目線を貰う

LPのデザインが出来たら、最後の詰めです。
基本的にはロジカルに組み立てるデザインですが、最後の最後「印象」の域に来ると、感覚的・感情的な要素が違いを生みます。
感覚的な要素はペルソナに近い人の意見を貰う、といのが結果の出るLPのポイントです。


ここは、前職がIT企業ではなく飲食店だった石井さんにアドバイスを貰いました。
なぜなら、このサービスはWebマーケティングが初めての人がターゲットユーザーだからです。


IT企業の人にとっては当たり前に理解できる単語が、ユーザーにとっては理解が難しかったり、イメージがしづらかったりする事があります。

・使っている単語は理解しやすいか?惹きがあるか?
・一瞬で理解しやすいビジュアルになっているか?

などを確かめます。

5.果たして、その結果は…?


多くの人の知見を借りて出来上がったLP。果たしてチーム目標の「お問い合わせ100件」は達成できたのでしょうか?


結果は…

 


 

お問い合わせ109件!達成!!


その内、LP経由のお問い合わせは25件と、貢献することが出来ました。

まとめ


ベーシックには、色んな職種の人が同じフロアで一緒に働いています。バックボーンも様々。
なので、自分で調べたり考えたことに対して、それぞれのエキスパートからレビューやアドバイスを貰うことも出来ます。
組織で働く一番のメリットだと感じます。
マーケティングを身につけたいデザイナーの方、ベーシックで一緒に働きませんか?

小林ひかる

小林ひかる

女子美術大学卒業。ベーシック勤務12年。 LPやサービスサイトを中心に、企画・コピーを含めたトータルで「ユーザーに伝える」を担います。 「デザイナーではありません。ビジネスマンの心強いパートナーです。」をモットーに、誰のためのデザインかを考えて制作しています。 洋楽ROCKとイチローが好き。

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